2022年11月27日(待降節第1主日)撮影
教会では、クリスマス(降誕祭)の4つ前の日曜日から、クリスマスを準備する期間に入ります。
カトリックでは、この期間を「待降節」と呼んでいます。(カトリック中央協議会HPより)
教皇フランシスコは、待降節について次のように語られています。
「待降節は、わたしたちが平和の君、イエスの到来に備えるときです。
それは、わたしたち自身と、また隣人と平和を築くときです。」(2018年12月19日)
ウクライナとロシアの戦争の長期化、
紛争が続くアフガニスタン、シリア、ソマリア、イエメン、
市民が弾圧されているミャンマーなど、
私たちはまだまだ争いの絶えない世界にいます。
11月27日から始まった今年の待降節。
私たち一人ひとりのできることは限られていますが、
まわりの人に対するちょっとした微笑み、やさしさ、思いやり、心のこもった言葉など、
私たちができる小さな努力を続けていくこと。
このような個々人の心のありようと行動が、
世界平和や核廃絶の実現につながっていくことを信じ、
私たちが小さな和解と平和の道具となることができるようにと祈りつつ、
この待降節を過ごして参りたいと思います。
♪ 主を待つともしび 心にともして、うれしきその日を 望みつつ迎えん。
来たりませ主よ、来たりませ主よ。♪
私たちは待降節の間、早朝3時50分からの読書課といわれる祈りの始めに、
平和の君であるキリストがすべての人の心に来られることを待ち望みながら、
この賛美歌を歌います。
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