新年おめでとうございます。
お一人おひとりの新しい歩みの上に、豊かな恵みと祝福がありますように。
カトリック教会では、1月1日に神の母聖マリアの祭日を祝います。
またこの日を「世界平和の日」として定めています。
教皇フランシスコはこの日に向けて、
「だれも一人で救われることはない。COVID-19からの再起をもって、皆で平和への道を歩む」
というテーマでメッセージを出されました。
「今こそが、わたしたち全員で、
この社会と地球の治癒に取り組む時であり、
より公正で平和な世界、
真に共通する善の追求に真剣に取り組む世界に向け、
基盤を築く時なのです。
こうした現在の状況にあっては、
神の無限のいつくしみの愛に触れて生まれる、利他的希望をもって身を尽くすことで初めて、
わたしたちは新しい世界を築き、愛と正義と平和のみ国である、
神の国の建設に寄与できるのです。」
(2023年「世界平和の日」教皇メッセージより)
私たちを取り巻く現実がどれほど厳しくても、
手をつなぎ、心をつないで互いに支え合って、
共にCOVID-19から再出発し、
未来への展望を切り開いていくことができますように。
神の母聖マリアが、平和を祈るすべての人、
他者のために自分を与えて働くすべての人に寄り添い、
支えてくださいますように。
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