イエスの降誕(クリスマス)から40日目にあたる2月2日、
カトリック教会では「主の奉献」を祝います。
イエスの両親、マリアとヨセフが、「初めて生まれる男子は皆、主のために聖別される」
(出エジプト記 13章1~2節)という旧約の律法に従い、
幼児イエスをエルサレムの神殿で神に捧げたことを記念する日です。
(ルカ福音書 2章22節~40節参照)
天使園では、今では教会でほとんど見られなくなった伝統的な典礼儀式、
「光の行列」を行ってこの日を祝います。
まだ薄明かりの冬の早朝、司祭によって祝福されたロウソクを手に、
賛美歌を歌いながら聖廊下(回廊)を行列して巡ります。
続いてミサの中で、私たちも神殿で捧げられたイエスに倣い、
神に自らを捧げて生きる私たち自身の奉献を新たにするしるしとして、
このロウソクを捧げます。
今年も私たちはロウソクを捧げて、自らの奉献を新たにいたしました。
日々の生活の中の様々な出来事の中にキリストを迎え、
キリストの光に照らされ、
その照らされた光・キリストを他の人々へと運ぶ者となれますように。
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